射撃場で射撃をする時は,屋内·屋外問わず,皆さんイヤーマフか耳栓なり,使用されていると思います.
発砲音てかなりの爆音で,何の保護もしてないと音響外傷を受ける恐れも.
僕は自衛隊時代に屋内射撃場で射撃をした際,耳栓を忘れるという痛恨のミスを犯してしまいました.
耳栓を貸してくれ!なんて言うわけにもいかず,タバコのフィルターをティッシュで包み,射撃に臨んだわけです.
周 り の 発 砲 音 で が 揺 揺 る と い う の 、 視界 が が め に 歪 歪 感 覚 た っ ぷ ぷ り 味 わ っ た あ と 、 日間 3 日間 程 耳鳴 り が せ ん た た た た た た ん ま
耳は加齢でも聞こえ難くなっていきますが,内耳がダメージを受けることで難聴になってしまうこともあるそうです.
昔の失敗から,射撃へ行く時は電子イヤーマフを入れた射撃道具セットを必ず持って行きますし,念のため車にも予備の耳栓を積んでいます.
猟場での耳の保護
2年狩猟やってみて気付いたことですが,僕は目があんまり良くないので,音に頼ってしまいがちです.
目は頼りないですが,耳は音の方向から獲物の位置をそこそこ正確に掴めるので,自分の数少ない長所じゃないかと思っています.
しかも仕事中の都合の悪い会話は聞こえない,ノイズキャンセラー付き.高性能.
そんな大事な耳の保護.猟場でそれを考えたら意外と難しいと思いました.
音を頼りにしようと思ったら,耳栓はつけられない.獲物を見つけてから,耳栓をつけるというのも難易度が高い.
何か良い方法が無いかと買ったのが,手ごろな値段だったこの電子イヤーマフ.
射撃場でも良く見かけますし,持ってる方も多いのではないでしょうか.値段の割に良い仕事をしてくれると思います.
実は 2 個目だったりするんですが, 1 個目は別に故障したわけではなく,クライミング用のヘルメットに装着しようと加工を始めたものの,なかなか理想的な位置にこない→ 「面倒くさい」でガラクタ箱にジャンクパーツとして保管されております.
紹介されている特徴は,以下のような感じです.
衝撃音を電子的にカット, 「会話」 「周囲音」を電子的に増幅.
音量調整の ON / OFF スイッチ,ボリュームコントロール付き.
ステレオオーディオインプットジャック
びっくりしたのは,遠くの音もしっかり拾うこと.初めて使ったときは感動しました.音質はまぁ ...な感じですが,当初は耳の保護というより,むしろ集音機として使ってたくらいです.ただ,音の位置を掴むのに慣れが必要かもしれません.慣れないうちは,付けたり外したりと忙しかった記憶があります.無段階で音量調整できるのも良いです.
風が冷たい日は耳の保温にも一役買ってくれます.
すごく良い買い物をしたと喜んでいたのですが,猟場で使っていくうちに,やっぱり不満が出てきます.
猟場で使ってみて感じた不満は以下の点.
集音部が風に晒されやすい位置にあるので,風の音を拾いやすい.風が少し強いと音が気になる.
着込んだ際,イヤーマフと服が擦れてその音も拾ってしまう.
長時間使用すると,蒸れる·圧迫感から疲労を感じる.
スマホの電波ノイズを拾う
耳の保護だけで考えたならば満足なのですが,猟で使うとなると不満が浮き彫りに.特にスマホの電波ノイズは気になります.スマホが何か通信する度にノイズを拾ってしまうのです.
そのうち不満が気になりすぎて,着けずに猟場に出ることが多くなってしまいました.
そして発砲→耳鳴りという負の連鎖.
これじゃぁいかん!と検討し始めたのが,電子イヤープラグ.